【TV電話で遠隔授業】 TV電話で学習ができる!


校にいながら,博物館や水族館等と遠隔授業ができる。
こんな夢みたいなことを,TV電話が可能にしています
NTTを中心とする「こねっと」では,TV電話を使って,博物館等の公共施設と
全国の小中学校を電話回線で結ぶ
遠隔授業を実施しています。

<遠隔授業の様子>

@12年2月10日(金)…マリンワールド海の中道「磯の生き物」
遠隔授業はパソコン教室で行います,
教室前面で液晶プロジェクター,各パソコンでも見れるようにしています。
左の映像で,正面のビデオカメラは,生徒の映像を相手に送っています。

  

授業は,インストラクターが司会で,クイズ形式の問題,準備されたビデオ映像もあって,
まるでTVを見ているようで,生徒も興味を持って参加することができました。
(右の画像は,「ヒトデをひっくり返したらどうなる?」を実験しているところです。



A12年5月16日(火)…マリンワールド海の中道「クジラとイルカの秘密」
くじらとイルカに関する問題を出題しながら説明し進めますが,解説員に質問をすることもできます。
最後に,イルカのおなかから出てきたビニール袋やプラスチックのふた等の異物を紹介し,
海の環境問題へと話しを進めていきます。
(左の画像はイルカになったつもりで、あごの骨で音を聞いている実験です。)
    
※この日は,KBC-TVの取材もあり,夕方のニュースピアに出ました。


B12年6月20日(火)…大宰府ふれあい館「古代人になってみよう」
「文化ふれあい館」の庭にある発掘現場のモデルから,生徒が掘る位置を指示し,発掘してもらう。
指定した場所から出土した土器について,学芸員が形状を見せながら時代と土器の関係を説明する。
また,「火おこし」が古代人にとって,どのような意味があったのかの解説を聞きました。
  
※事前学習として班ごとに火おこし器により,「火おこし体験」をしました。
火はつかないけど、がんばりすぎて机に大きな穴をあけた生徒もいました!
面白かったですね!


=これだけあればできる!必要な機材=

★TV電話を使った遠隔授業で必要な機材です。接続もむずかしくありません。

1.フェニックス・ミニ(NTTのTV電話)
2.電話回線(ISDN回線)

3.液晶プロジェクター(大型TVでも可)
4.ビデオカメラと三脚(1組)
5.マイク2本(ON・OFFのスイッチがあるのがグー)
6.ラジカセまたはアンプ(マイクの音量調整用)
7..各種ケーブル(ピンコード,変換プラグ等)
8.学校名の入ったカード(相手に学校名が分かるように!)

★詳細については,こねっと・ワールド遠隔授業をご覧下さい。