【初級シスアド合格の極意】
教員といえども資格の時代,通産省情報処理2種に続き,
平成10年秋期の初級シスアドを見事?1回でパスしました。
せっかく合格したので,”合格の極意”をみなさんに伝授します。
これであなたも合格間違いなし!
<試験まで>
1.やっぱり,最初は勉強!
「初級」といえども合格率25〜30%の国家試験です。
出題領域が広いため,パソコンを知っているだけでは合格しません。
一般知識や企業内でのパソコン利用を勉強する必要があります。
(特に教員は,一般の業務経験がないので・・・)
今回は,「技術評論社の合格教本」を2回?読んで勉強しました。
2.合格点は何点?
明確な基準が出ているわけではありませんが,
正答率が午前・午後60%以上で,
合わせて70%以上が合格ラインでは?と言われています。
3.試験はマークシート!
試験はすべてマークシートで,パソコン検定のような実技試験はありません。
午前150分・午後150分の合計300分の試験で,問題用紙は各40ページもあり,
問題集のような冊子です。
午前はパソコンの一般知識,午後は表計算やデータベースの問題になってます。
下表は,平成10年度秋期の午後問題の内容です。
問題内容 | |
問1 | データベースを利用した取引先管理の効率化(取引先カード) |
問2 | 表計算ソフトを使ったデータ分析(銀行融資) |
問3 | 社内ネットワークの構築 |
問4 | コンピュータウィルス |
問5 | ビデオ貸出時の料金表 |
問6 | 大学での試験成績の集計表 |
問7 | 会議室の予約及び使用料の集計 |
4.前日は,早く寝よう!
あたりまえだけど,なかなか興奮して寝れない・・・。
5.持っていくものは・・・
・えんぴつより0.7mmシャープペンが使いやすい←私のこだわり
・消しゴム1個(小さいのはダメ)
・大きい電卓(小さいのは使いにくい)
・弁当とコーヒー(当日の朝,コンビニで買うのがいい)
<試験当日の朝>
1.まず帰りの電車の切符を買おう。
終了と同時に受験者が一斉に会場から出て,駅は大変混雑する。
帰りの切符は朝のうちに買っておくとグー。
2.駅までの最短距離の道を探そう。
とにかく,終わったら走って会場から離れよう。
<試験では>
1.見なおす時間はない!
試験時間が午前・午後とも2時間30分あるが,問題数が多いので見なおす時間はない。
というより時間が足りない。(時間との勝負!)
わからない問題も一応マークして,解けそうな問題は時間をかけても確実にゲットしよう。
2.がまんして問題を読もう!
ゆっくり読む時間はないが,飛ばしながら読むと意味がとれない。
午後は,1題終わってから,マークシートに解答をマークしよう。
3.消去法で正解を探せ!
午前の4択の問題は,消去法で考えると内容がわからなくても
正解が見えてくる。
午後は4択ではないけど,正解を絞り込むことができる。
4.電卓の音で,周囲の進み具合を聞こう!
電卓を使う問題がいくつかあり,音で周囲の受験生の進みぐあいがわかる。
5.使い慣れた大きい電卓を持っていこう!
なるべく大きな電卓で景気良くキーをたたこう。セコイ考えかもしれないが,
周囲の人に「こいつはできる!」と思わせたほうが精神的に有利になる?かも・・・
6.途中退室は不合格の素!
せっかく5100円出して,1日つぶすのだから,不合格よりは合格のほうがいいに決まってる。
途中で退室しない!最後まで,あきらめない!(生徒にもよく言う言葉だが・・・)
高校生でも合格するんだから,教える先生が落ちたら恥ずかしい!
7.食事は軽く教室で食べよう!
食堂が使用できる会場もあるが,休憩は1時間しかないので,教室で軽く食べ,リラックスしよう。
8.問題を読まずとも,マークシートは絶対に塗る!<運も実力の内>
時間がなくなって,残りの問題ができなくても,マークシートはとにかく塗る。
マークシート用紙を見るとそれまでの解答で,マークの数が少ない列があるので,そこをマークしよう!
今回は,6問目でひっかかったので,残りをこの方法で,マークした!
これぞ合格の極意!
9.ところで,どんな問題?
どんな試験問題?解答は?という方も多いでしょう。
次のHPで,試しに解いてみませんか?
KIKIのシスアドと情報処理二種の部屋
<最後に>
どうですか?役に立ちましたか?合格すると情報処理技術者試験センターの合格検索で,左のような結果がでます。
平成11年より,初級シスアドも年2回受験できます。
さすがに国家試験なので,パソコン検定より難しいけれど,勉強すれば合格します。
皆さんもチャレンジしてはいかがでしょうか!
★試験の詳細は,情報処理技術者センターへ,