【情報処理二種への道】
Class II Information Technology Engineer Examination


昔は年に一度の試験で,
合格すると価値があったんだけど〜。

 これを見るたび,学生当時のコンピュータのプログラミングことを思い出します。プログラムを作るとき,まずフローチャートを作り,それに基づいて,コーディングシートに高級言語(フォートラン,PL/1とか)で書いて,それをパンチ室で1枚3円のパンチカードに打ち込む。間違えたカードは,穴があいているのでメモ帖にもならない。
 そのパンチカードの束(ややこしいプログラムだと,厚さ数cm)を今度は電算室で,順番待ちしてマークカードリーダーで読ませる。そこでやっとコンピュータが,ジョブとして処理してくれるのだが,プログラムが間違っていると,さあ大変。結果はすべて連続用紙!
1文字の間違いでもエラーの文字が,これでもかと容赦なく出てくる。これはまだいいほうで,印刷命令がちょっと違うと大変だ。1行印刷して1枚用紙を送る。その音の景気のいいことったら,ありゃしない。あっという間に,数十枚の連続用紙がパッパッパと出てくる。
 うまくいったと思ったら,論理エラーで,結果が出てこないことも,しばしば。(CPU1秒に対し,数円の料金とられるから,これが一番困った!)時間制限をかけているので,そのうち強制終了されるが・・・。
うまくいこうがいくまいが,これで1日が終わっていく。
昔は,プログラム1つでこれだけ苦労していました。